バリ島の秘境,ムンジャンガン!バリ上級者さん,喧騒に疲れた方におすすめ
- 2020.07.23
- バリ旅行・観光
- ムンジャンガン, 海外旅行・バリ島旅行, 秘境, 自然公園

バリ島旅行というと、思い浮かぶのは
- クタビーチのサンセット
- スミニャックでショッピング
- ウブドのライステラス
- レンボンガンでマリンスポーツ
こういうところがメジャー・・・ですよね?
もちろん、どれもすてきで、全力でおすすめできます!
ですが、、、
こういったメジャーなところって、どうしても”観光地感”強めになっちゃう。
それが悪いとは全く言わないけど、
「もうそんなところ全部知ってるもん―」っていうバリ上級者さんや、
「自然の中で静かに南国リゾート楽しみたい」っていう方には向かないこともあるかも・・・。
で!
そんな方におすすめな場所の一つが、ムンジャンガンです。
地図でみると、ここ。
バリ島の最西端、もうすぐそこにジャワ島が見える、という位置にある島と、その一帯のことをムンジャンガンといいます。
どうです?この秘境感。わくわくしません?
というわけで、今回はそんなムンジャンガンがどんなところか、レポ―トしてみまーす!
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この記事はこんな人におすすめ
- すでに何度かバリに来たことのある方
- 観光客が少ない、ちょっとディープなところに滞在したい方
- 自然を愛するすべての方
ムンジャンガンへのアクセス
これが秘境と呼ぶゆえんであり、注意が必要なところ。
要するに、遠い。
距離にして、空港から北西に150km、かかる時間は約4時間。
もちろん移動手段は車のみです。
あの、、、バリの道&バリの運転での4時間って、想像以上に疲れます。
(詳しくはこちらで↓)
加速とブレーキが急で車酔いしやすいし、
「ちょちょちょ!センターライン越えてすごい勢いで前の車追い越すのやめてくれー!」って心配になるし。
4時間を過ごしてムンジャンガンに着いた頃には、ちょっとげっそりしてました、私。
ムンジャンガンまでの移動手段について
車の手配は、長時間になるので、
途中下車して休憩をはさんだり、好きなところに立ち寄れるカーチャーターがおすすめ・・・というか、もうそれ一択かなという気もします。
タクシーは自分でうまく値段交渉できるならありかもしれませんが、きっと嫌がられて値段が高くつきます。
インスタやネットで検索すると、たくさんカーチャーターの会社がヒットしますが、
だいたいの相場(6時間)は、
- 日本語対応:6000円
- 英語対応 :5000円
くらいかと。
ムンジャンガンを含むバリ西部は、ホームページに「○時間チャーターいくら!」
とでかでかと書いてあるのにプラス料金がかかる場合が多いので、要注意。
まあ、運転手さんたちが、ムンジャンガンでお客さんを下ろした後、
また4時間もかけてバリ南部に戻らないといけないのを考えると、妥当かな。
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配車アプリのGrabにも当日すぐ手配できるカーチャーターがあるので、使ってみてもいいかも!
その場合は629,000ルピア(約5000円)です。
(Grabのカーチャーターについてはこちらで触れてます↓)
ムンジャンガンには村がない!?
そうなんです。村や集落などの居住地域がないんです。
なぜなら、ムンジャンガン全体が国立公園だから。
公園と言っても、週末ピクニックしに行くような公園じゃありませんよー。
この広ーい区域が全部西部国立公園として指定され、囲われていて、
森も海も、そこに住む動物も、しっかり保護されています。
この西部国立公園を純粋に楽しもうと思ったら、
入園料が一人につき200,000ルピアかかるのに加え、ガイド代がこれにプラスされます。
※ガイドなしでの単独入園は不可。
ムンジャンガンのホテル
せっかくムンジャンガンに行くなら、この西部国立公園を堪能してほしいので、
国立公園内のホテルに宿泊するのがいいんじゃないかなと思います。
そうなると、上記のガイド代は必要なくなり、自分のペースとタイミングで公園内の散策ができます(入園料20万ルピアは必須)。
鶏の声で目覚める朝、森林や海辺のお散歩、、、はい、もー至福です。
公園内のホテルは「ザ・ムンジャンガン」と「ミンピリゾートムンジャンガン」の2か所ですが、
バリ在住者に人気なのはミンピリゾートの方。
なぜかというと、
海外生活者ならみんな恋しくなるであろう、天然温泉があるから!!!
・・・ですが、湯舟があれば十分幸せな私にとって、そこはそーんなに大きなプラスポイントにならないので、
より自然と近いザ・ムンジャンガン泊で、結果、大満足でした♪
西部国立公園(ザ・ムンジャンガン敷地内)はこんな感じ
広~い熱帯雨林が一面に広がっています。
国立公園の入り口からすぐのところにある、ザ・ムンジャンガンのチェックイン手続きをしたタワー3階レストランからの眺めがこちら。
私のカメラ技術で全方位撮ることができないのが残念なんですが、
この森!木!空!な景色が360度広がっているのを見ると、圧巻。
そうそう、こういうことです。
宿泊するお部屋は、森側と海側とに分かれているのですが、
私たちは海辺のヴィラをチョイスしたので、ホテルの方が出してくれた車で森の中を進み、
海の方へ向かいました。
さすが自然保護区なだけあって、ホテル敷地内も、最低限しか開発していません。
ホテルのスタッフさんによると、100種類以上のの野鳥、鹿、イノシシ、ジャコウネコがいるとか!
こんな感じで植林してる場所があったり、自然への配慮がしっかりなされているところにもほっこり。
そうこうしているうちにたどり着いたヴィラ。
本当に目の前が海で感激でした!!
部屋からの景色がこちら。
はい、拍手ーーー!
すぐ近くを鹿や猿が通ったり、リスが木にいたり、おもしろい鳴き声の鳥が飛んでいたり。
隣のヴィラに泊まってたロシア人の二人が海辺でキックボクシングしてたり。
とにかく天国でした。
ムンジャンガンでのアクティビティ
外せないのがシュノーケル。
私たちはホテルのデスクで申し込み、ムンジャンガン付近でのシュノーケルをブッキング。
到着日翌日、ヴィラから歩いて行けるところにある桟橋からボートを出してくれ、
ランチボックス付きで4時間くらいのコースだったかな?ガイド付きで行ってきました。
水の透明度はこんな感じ。
島の周辺がカレントになっていてサンゴ礁があるので、
色とりどりのサンゴや南国らしいお魚を楽しめますが、
ちょっと辛口評価をしちゃうと、レンボンガンでのシュノーケルほどの感動はなかったかなあ・・・。
私がムンジャンガンにが行ったのが2月だったんですが、
まだ雨季の終わりだったのと、南部よりも標高の高い山の天気なのとで
連日夜から朝にかけて結構な大雨だったのが、海の透明度に影響していたかも。
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シュノーケルついでにボートで島の周りを散策しました。
ムンジャンガンの島には、バリ島最古と言われるお寺があります。
ガイドさんが「見て見て!」というので目を凝らしたら・・・
ぎゃーー!無数のコウモリ!ぞわーっ。
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その他、ダイビング、トレッキング、マウンテンバイクでのツアー、カヤック、バードウォッチング、乗馬などができますが、
自然に囲まれた場所でなーんにもしないのも、いいですよ♪
天気がイマイチだったので、ヴィラで本を読み、バスタブにつかり、昼寝・・・
という1日も過ごしましたが、これぞ最上級の贅沢なのでは!?と幸福感でいっぱいになりました。
国立公園内のホテルならではの心地よさだったと思います。
まとめ
ムンジャンガンのおすすめポイント
- バリ島の中でも、一度に森と海を楽しめるのはムンジャンガンだけ。
- 動物や自然が手つかずのまま残っている感じが他にはない
- とにかく静か。
バリ島内でこんなに喧騒から離れ、自然を満喫できる場所はレア。
観光で有名なところはもう行き切った方、静かに大自然の中に身を置きたい方にはおすすめの滞在地です。
ムンジャンガンに行くときの注意点
- 遠い。行き帰りの交通手段が不便。
- 虫よけ必須。虫ギライにはつらいかも。
- 国立公園以外、周辺には何もない。
帰り(ムンジャンガン→バリ島南部へ)の車の手配が一番困るところかと思います。
grabもGojekも、ブルーバードもいない地域なので。
私たちは手っ取り早くホテルに頼んで確か80万ルピアで手配してもらいましたが、
たぶんこれはお高めでしょうね・・・。
気になる人は、行きのカーチャーターを予約するときに相談しておくといいかなと思います!
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コウモリ画像、きもーーっヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァすごい鳥肌たった
なのに、拡大→ギャァー鳥肌(;;°;ё;°;;) を何度も繰り返してしまう…謎の心理w
ムンジャンガン、手つかずの自然を体験出来るのは希少だし、海と森両方楽しめるのも魅力的ですね✨
あ、お隣さんが海辺でキックボクシングしてる光景も含めて天国と感じるあたり、趣味がムエタイのはなさんらしくて笑ったw
コウモリのぞわぞわ画像につきまして、無防備な読者の皆さまに見させるという無配慮で暴力的な行為、大変申し訳ございませんでしたーーっ!←
ねこちゃさん、謎の中毒症状まで発症しちゃってる!!笑
さすがねこちゃさん♪キックボクシングのところはツッコミ待ちでしたありがとうございます(^皿^)