バリ島の交通事情あるある12選!素朴な雰囲気と危険なインドネシア運転

バリ島の交通事情あるある12選!素朴な雰囲気と危険なインドネシア運転

海外の空港に着くと、街に出るまでにまずショックを受けるのが、

交通事情であることも多いんじゃないでしょうか。

かくいう私も、バリに来た時にまず衝撃を受けたのは、

空港からホテルに向かうまでの道中でした。

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道路や車、運転って、

その国の国民性や、国の雰囲気を感じられるものが詰まっていると思うんです!

  • ルールをどれほど守っているのか、
  • どんな車が多く通っているのか、
  • どんな人が運転しているのか、

などなど・・・

電車が通っていなくて、車とバイクであふれかえるバリには、

日本では見られない独特の光景がたくさん。

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今回は、在住者やバリに来たことのある人なら誰もが

「あるあるー!」とつい口に出してしまうような、

バリの交通事情あるあるをまとめてみました。

のんびりした農業の島らしいバリの雰囲気と、おおらかな(?)国民性を、ぜひ感じてみてください!

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東南アジアだから危ない?在住者の思うバリ島の治安,犯罪.守る方法は?

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鶏・豚・牛・・・家畜on車

これは初級編。

のどかな田舎らしい光景ですが、よく見ると、鶏も豚も牛も、

死んだ目をしているんです。

これから私たちのご飯になっていくのがわかっているんだろうなあ、きっと。

いつもありがとう。

バイク・バイク・バイク・・・

とにかく、バイクの数がまー多い。

そして、

4人乗り、5人乗り、一家でバイク

1台のバイクに乗ってる人も、多い(笑)

https://twitter.com/jepang_nesia/status/1211124276163575809?s=20

さらにこれに大きな荷物を抱えていたり、赤ちゃんを抱っこしていたり、足元に犬がいたり。

バイクってこんな底力があったのね、と思わされます。

民族衣装の場合はノーヘルOK

さすがのバリでも、ノーヘルは違反対象です。

車の通りが少ない夜間や、田舎道に行ったりすると、警察がチェックしていないためお咎めなしということもありますが、

堂々とノーヘルできるケースもありまして。

それが、ヒンドゥー教のお祭りがあるときなんです。

(お祭りといっても、めっちゃ頻繁にありますから。ね。)

どう見ても防御力の低い帽子?ですが・・・

きっと何かしらの神が守ってくれるのでしょう。

何がともあれ宗教優先!のバリらしい光景です。

車線は何のための線?

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と、聞きたくなるくらい、車線が見事に無視されていることがあります。

二車線の交差点に、あたかも三車線あるかのような形でずらーっと前から三台ずつ車が並んでたりするのは、おかしなことではありません。バリでは。

その隙間を埋めるように、バイクが入ってくるんですから、もう、「車間距離が~」「パーソナルスペースが~」とか、言ってる場合ではありません(笑)

でも規則としては一応、車線変更する際や右折・左折の際はウインカーを出すことになっているはず。

とはいえ、出さない車やバイクも多いので、油断しないでください。

急にゆらっと横入りしてくるヤツ、いっぱいいますから。

手旗信号最強

車もバイクも、手旗信号を多用する人が多いです。

でも、気を付けてください。

「今からそっち行くから注意してね~」という、私たちの想像する手旗信号よりも、なんというか、乱暴なものが多いです(笑)

「そっち行くからね!行くって言ったんだからね!協力してよね!」ってな感じに、圧がすごいのです。

直進優先ってわけでもないようで・・・

何度か、横から車線変更しようとしているバイクをスルーしてまっすぐ自分の進む方向へ進んでいると、

「何でどけないの!(私たちを先に行かせなさいよ!)」と怒られたことがあります。

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荷物載せすぎ

載せすぎって、どれくらい?って・・・

みればわかります。

最大積載量とか、、そういうのって、ないの?と思わされる、この様子。

在住歴がちょっとあれば、載せすぎたトラックが横転している事故など、結構普通に見かけます。

特に要注意なのが、坂や大きなカーブのあるところ。

運転するときはできるだけトラックから離れる、これ鉄則です。

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交差点の行き交いがすごすぎ

もうね、交差点の作りが謎すぎるのです。

五叉路(⁉)みたいなのが普通に大通りにあったりして、あっちもこっちも青?

って状況になることがあるんです。

ここを通り抜けるコツは、じりじりと一定のペースでまっすぐ行きたい方向に進むこと!

(・・・しかしやっぱり怖いと感じるあなたは正常です。)

青だからと言って、油断はできません。

歩道もバイクで通っちゃう

通勤時間帯や交差点付近など、すーごく混むんです。

すると、目に留まるのがこの光景。

https://twitter.com/tenguchin/status/1097428210973724672?s=20

インドネシア人化が進んでいる我が夫も、実は困ったことに歩道を平気で利用しております・・・

車の横をすり抜けて爆進できるバイクは、たしかに渋滞を避け、いろんな方法でショートカットできますが、、

とにかく!気を付けてください!

お祝い事や宗教行事優先

結婚やお葬式などは、なんと道を封鎖して行うこともあるんです!!

そして、何やらわからない宗教行事で、こうやって練り歩く人々の姿もよく見ます。

決して急かしてはいけません。

宗教優先です。

こんなことがよくあると、時間にルーズなインドネシア人の気持ちも分からなくもないですよね。

だって時間を守ろうと思っても、守れないことがあるんですもん。

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路駐いっぱい

日本のようにパーキングが整備されていません。

というよりも、そんな文化があまりないと言ってもいいかも。

だから、お目当ての場所に行くために車やバイクを停め、数分歩く・・・

なんていう日本では当たり前にしていたことをする機会が、

バリに来てからめっきり減りました。

そしてもちろん、その分路上駐車が多いのです。

「路駐で警察に捕まった」なんて人、今のところ聞いたことがありません。

その代わり、どこからともなく現れるバイク整備人に

2,000ルピア(約16円)を支払う必要があることも。

・・・まあ、安いもんです。

防寒バッチリなバイク乗り

バリは常夏です。

基本的に、年中暑いです。

でも、ほら。

厚手のパーカーとか、長袖のダウンとか着ちゃってる人がたくさんいるんです。

インドネシアでは、風邪のことをmasuk angin(風が体に入る)といって、

風に当たることを体のためにあまりいいと考えていないようです。

やりすぎじゃ・・・?と思わなくもないですが、

暑さ耐性の強いインドネシア人には、これでいいみたいです。

取り締まりを受けやすい外国人

そうなんです。

なぜなら警察がお小遣い稼ぎをしやすいから。

でも、取り締まりを受ける内容はごもっともなものばかり。

  1. ノーヘル
  2. 無免許運転
  3. シートベルト

このあたりが多いかな。要は道路交通法違反です。

やっぱり外国人の方が目立つし、お金も持ってるし、

そして何より、無免許の人が多いので。

捕まります。

インドネシアは国際免許が無効。

なのに、外国人が運転免許証を取得するのって、結構難しいんです。

にもかかわらず、無免許でも、結構簡単にバイクや車が借りられちゃうから・・・

借りちゃいますよね。

運転に慣れちゃったら、その便利さについ、

「今日くらい・・・大丈夫かな」

と思いたくなっちゃいます。

実は私も。

無免許運転で25万ルピア(約2000円)を支払ったことがあります。

これはかなり安くしてくれた方で

(基本警察の言い値です。お金持ってないふりして負けてもらいました。笑)、

本来は60万ルピアほどとられたり、

デンパサールにある警察本部に連れていかれたりすることもあるので、

そういった覚悟をしていない人は、どれだけ窮屈であっても、タクシーで乗り切ることをお勧めします。

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まとめ

在住者なら「あるあるー!」で済みそうな交通事情をお届けしましたが、

日本の交通事情しか知らない旅行者の方には、

衝撃的なところも多々あったのでは。。。

これを「危険なところだ・・・」と思うか、

「なにそれー!自由!」とおもしろがるかで、居心地の良さは全然違うだろうと思います。

事故や危険な目に遭わないように注意しつつも、

文化の違いを楽しんでみてください♪