配車アプリGrab,Gojek徹底比較!バリ島で使うならどっちがいい?
- 2020.06.01
- バリ旅行・観光
- GrabとGojek, バリ島, バリ島観光, 配車アプリ

みなさーん、
バリ旅行の際、島内の移動に何を使っていますか?
まだこれからだよーって方は、どうしようと考えていますか?
数年前までは、バリ島内の移動手段といえば
- ツアー
- カーチャーター
- タクシー
- レンタルバイク(←上級者向け)
この4つが主流だったのですが、
すごい勢いで台頭してきたのが、配車アプリ!!
これがもう、、、ちょーいいんです!
何がいいって、とにかく便利で安心安全なところ。
.
GrabやGojekがバリで普及するまでは、
バリ旅行者にとって移動の悩みは、それはそれは大きなものでした。
例えばこんな感じ。
- 「タクシーは料金のやり取りがイヤ。ぼったくりとか許せん!」
- 「カーチャーター楽だけど、ずっと付き添ってもらわなくてもいいんだけど・・・」
- 「言葉が心配・・・行き先にちゃんとたどり着けるかな」
- 「ドライバーが信用できる人なのか心配」
- 「ツアーは自由がないからちょっと・・・」
うー、どれもこれも、納得のご意見・・・。
でも!こういうのを解決してくれる + 移動だけでない便利さも持っているのが、
Grab・Gojekなのです!!!
.
ただ、初めての方にとっては、
どうやって使うのか、
どっちを選べばいいのか、
未知なことだらけで、ハードルが高いものなんだろうなと、
日本から来てくれる知人や友人たちを見ていて思うことがありました。
でもね、そんなに難しくないんです!
.
今回は、2年間GrabとGojekヘビーユーズ生活をし、その便利さゆえにだらけた性格に拍車がかかった私が、
配車アプリがどんだけ便利かってことを、しーっかりご説明させていただきます!
.
この記事を読むとわかること
- GrabとGojekの違い
- GrabとGojek、それぞれのよさ
- GrabとGojekの使い分け方法
Grab・Gojeckとバリの事情
配車アプリといえば、日本人にもよく知られているのはUberですよね。
基本的には同じようなものです。
バリを含め、インドネシアで使えるのがGrabとGojeckという二大配車アプリなんです。
.
電車やバスなどが普及していないバリでは、
観光にも、普段の生活も、タクシーなしで過ごすのは難しい。
いや・・・探せばバスみたいなものはあるけど、
時間通りに来ないわ、渋滞がすごいわ、、、まあー不便。
なので、街はタクシーの車であふれています。
が、特に観光客や外国人に対しては、ドライバーの”質”がずーっと問題視されていたんです。
サービスが悪かったり、お金の問題があったり。
でも、ドライバーさんたちだって必死なんです。
お給料が不安定だったり、働く環境がよくなかったりするから、こういったことが起こっていた面もあったはず。
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そんな中、登場したのがGrabとGojek!
何がすごいかって、相互評価制を採用しているところ。
客はアプリを使った後、ドライバーの評価をすることができます。
問題があったときも本社に簡単に報告できるし、
サービスがよければ何が良かったかを伝えることもできる。
ドライバーの評価は、アプリ上で表示されて、これがお給料にもかかわってくるとか。
さらにドライバーも、客が悪質じゃなかったかどうかを評価できるんです。
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配車、価格設定、乗車と降車場所の設定・・・すべてがアプリでうまく管理されていて、
「頑張れば安定してかなり稼げる(ドライバー談)」
ドライバーにもやさしいお仕事。
お互いに気持ちよく使える仕組みが、サービスの質を保っている理由ってことなんです。
Grab
シンガポールに本社があるのがGrab。
Grabの一番の特徴は、インドネシア以外の東南アジア8か国でも使えること!
Grabが使える国
- シンガポール
- カンボジア
- インドネシア
- マレーシア
- ミャンマー
- フィリピン
- タイ
- ベトナム
なので、英語利用で分かりやすいつくりになっているのは、Grabかなーというのが私の印象です。
例えば、Grabで配車をオーダーしたとき、
「今から行くよー」
「ピックアップはここで大丈夫?」
みたいなメッセージのやり取りをドライバーさんとすることがあるんですが、
ドライバーさんがインドネシア語や英語を使ってきた場合に、
自動で日本語訳してくれる機能がついているのも特徴です。
Gojek
https://www.instagram.com/p/B-OitilHQ2I/?utm_source=ig_web_copy_link
東南アジア数か国で使えるシンガポール発のGrabに対し、
インドネシアで設立され、インドネシアの身で使われているのが、Gojekです。
こちらも英語の設定はできますし、
ドライバーさんから送られてくるインドネシア語のメッセージは、自動で英語訳してくれます。
Grab・Gojekの特徴や違い(2020年5月最新版)
両方とも、アプリはどんっどん改良されています。
私が使い始めた二年前に比べると、使えるサービスがめちゃくちゃ増えてて、
この勢いでいくと、あと数年したらこのアプリさえあれば日常生活を送れるようになるんじゃないか?
と本気で思うくらい。
コロナウイルスがはやりだした時の対応なんかも、まーはやいはやい。
数日後にはドクターとのやりとりがアプリ内でできるようになったし、
外出自粛が言い渡されてからは、すぐに「ドライバーと接触する時にマスク着用が必須です」的なメッセージが届くようになりました。
.
ということで、サービスは進化し続けているので、
本気でインストールを考えている方は、現在の最新情報を確認してくださいね。
タクシー・バイクタクシー
基本的な使い方や、支払い方法(現金、クレジットカード(要登録)、トップアップ(要登録))などは一緒ですが、細かいところの仕様に違いがあります。
地図の違い
どこが違うでしょう?
- Grabの地図
- Gojekの地図
・・・ぴんぽーん!
Gojekはアルファベット表記のみなんですが、Grabは日本語表記がところどころ混ざってますよね。
Grabは、google mapと連動しているので、googleで設定されている言語で出てくるんです。
.
地図関連でもう一つ!
こちらはgoogle mapの画面。
実は、google mapから出発地と目的地を選んで、経路を見ると、
配車アプリで時間と値段がどれだけかかるかを簡単に表示してくれるんです。
これが以前はGrabとGojekともに出てきて、値段の比較ができたからよかったんですが・・・
いつの間にやら(たぶん最近のことです)Gojekしか表示しなくなっていました。
なんか・・・大人の問題ってやつですかね?
値段
2020年5月現在の初乗り料金は、
どちらも車16,000ルピア(約120円)、バイク9,000ルピア(約70円)。
安いので、「ちょっと近くのコンビニで飲み物買おー!」くらいのレベルから使っちゃえます。
最近は、2社の間に値段の差はあんまりないかな?
去年はGojekの方が安いかな?と思うことが多かったんですが。
混雑具合なんかで値段は変わるらしいので、その時々で高い安いは入れ替わりそうです。
場所の登録
中~長期滞在などで、アプリを頻繁に使うのであれば、
いちいちピックアップとドロップの場所を検索するのが面倒になってくるのですが、
Grabであれば、簡単に登録することができます。
プロフィール画面から”Saved Places”を選べば、
よく使う場所の住所を登録することができ、名前を付けることができます(写真下から二番目)。
ここに登録しておけば、タクシーや配達を使う時、登録した名前を入力するだけですぐに表示され、
より簡単に場所の指定ができるようになります。
カーチャーター
知ってました!?
配車アプリでもカーチャーターできるんです!!
しかしこれはGrabにしかないサービス。
そして料金はこちら。
正直、結構安い。
SNSやホームページでいろんな会社のカーチャーター予約は簡単にできるんですが、
バリ南部、10時間のチャーター料金を比べると、こんな感じ(はな調べ)。
- A社(英語対応):565,000ルピア
- B社(日本語対応):673,000ルピア
- Grab rent:494,000ルピア
ただし、旅慣れしていない方にはちょっとキツイかな?と思う点もあるので(↓)、中~上級者向けかも。
注意点
- 事前予約ができない
- 言語(日本語、英語)が堪能じゃない可能性あり
- あくまで彼らはドライバー。写真撮影、おススメコースの提案、困ったときの手助けなどはしてくれないものと思っておきましょう。
私は一度、友達が遊びに来てくれた時に使ったことがあるのですが、
ドライバーさんとは必要な言葉を交わすだけでいいので、
自分たちのペースで観光して、あまり気を遣わずにおしゃべりできて、
むしろこれいい!って思いました。
スクーター
またまたGrabのみのサービスですが、e-scooterというものがあって、
一部区域でスクーターのレンタルができるみたいです。
そういえば以前、レギャンを通ったときに、
欧米人が緑色の電動キックボードに乗っているのを何回も見かけることがありました。
専用のパーキングがいくつかあって、アプリ上で利用申請をしたら、
パーキングーパーキング間で申し込んだ時間分の利用ができるみたいです。
使える場所はこちら。
- 空港~レギャンまでの区間
- チャングーの一部
今はかなり限られていますが、拡大する意向のようです。
現金払いはできないので、アプリ内にTop upするか、クレジットカード決済にするかしなくちゃいけないのがちょっと面倒かも。
フードデリバリー
Uber eats的なやつです。
私は、暇があったら近くのお店やメニューを眺めるというくらい、大好きなサービス。
この便利さと引き換えに、アクティブさを失ったと言っても過言じゃありません。。。
GrabはGrab Food、GojekはGo Foodという名前でそれぞれサービスを提供しています。
- Gojekのメニュー一覧
在住者じゃなくても大丈夫、ホテルへのお届けも一部地域(アプリでチェックすればわかります)を除いてOKです。
使い方はタクシー利用と同じくらい簡単。
お店をサーチして、メニューをチェック、お届け先を入力するだけ。
.
GrabとGojekの違いは、
掲載店、メニュー、価格(プロモーションの有無)・・・と、ちょこちょこあるのですが、
個人的に「ここが違う」と思うのは、もらえるバウチャーの金額。
- Gojekで自動的にゲットできたバウチャー
- Grabで自動的にゲットできたバウチャー
Gojekが、「30,000ルピア以上頼んだら10,000ルピア割引き」
なのに対し、
Grabは「40,000ルピア以上頼んだら40%オフ(割引限度額40,000ルピア)」
みたいなのがくるんですよね。
なんか、Grabの方が、金額が大きい気がする・・・。
ただ、私の場合GojekよりもGrabの方がポイントが貯まっているから、
バウチャーがもらえやすいのかもしれないので、人によって違うのかもしれません。
その他
これまで、配車アプリの唯一の欠点!と私が思っていたことは、
電話番号をドライバーに知られてしまうことでした。
だからアプリを使った後、
謎に誰だかわからないおじちゃんから電話がかかってきたり、
ショートメールやWhatsAppで「今度遊ぼうよ」的なメッセージがくることがたまにあって、
なーんかイヤだったんです。
.
それが!この前Gojekを使ったらびっくり!!(一番上のメッセージをご覧ください。)
私個人の番号を知られることなく、やり取りできるシステムになっているようです!
今のところこれはGojekのみのサービスみたいです。
まとめ
こんな人にはGrabがおすすめ
- バリ(インドネシア)だけでなく、他の東南アジアの国にも旅行をよくしに行く
- カーチャーターやe-scooterも使ってみたい
こんな人にはGojekがおすすめ
- バリ(インドネシア)以外の国で使う機会はないかも
- 個人情報(電話番号)を知られるのは嫌
私はもともと、シンガポールやマレーシアなどの他の国でも配車アプリを使うことがあったので、
Grabをインストールしていたのですが、
近所の人に、「家から空港に向かうならGojekの方が安いよ!」と聞いて以来、二つとも使うようになりました。
今はだいぶ自信をもってバイクに乗れるようになったので使用頻度が下がったけど、
お得に配車アプリを使いたいなら、ダブル使いももちろんいいと思います。
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あなたの旅行がより快適になりますように!
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